本物の醤油と偽物の醤油のちがいとは?
毎日の料理に本物の醤油を使っていますか?
本物の醤油は発酵食品であり、腸内環境が整い免疫力があがりますが、偽物の醤油では不健康になります。
醤油に本物とか偽物とかあるの?と思われるかもしれませんね。
スーパーの特売などで安く大量に売られている醤油と、少し値がはる本格醤油、これらはどう違うのでしょうか。
安いのには、それなりの理由があります。
醤油の原料は、大豆と小麦と塩だけです。
これらを長期間発酵熟成させて1~3年以上もの時間をかけて作られます。
しかし、安売りの醤油の原料を見てみてください。
上記の原料など入っていませんし、その他の聞いたこともないような化学記号やカタカナのついた成分が沢山入っています。
安く単量に売るために、大豆の搾りかす(脱脂加工大豆)を原料とし、これを塩酸で分解して醤油ベースのアミノ酸を作っています。
これだけでは味もにおいも色もありませんから、グルタミン酸ナトリウムで味を付け、甘味料で甘さを加え、酸味は酸味料、とろみは増粘多糖類、色はカラメル色素で茶色にします。最後に本物の醤油を少しだけ加えて香りを出します。
ここまで読んでお分かりでしょうが、発酵熟成などしていない、安物の原料と食品添加物で作られた醤油もどきなのです。
じっくりと熟成させて、大豆と小麦と塩で作られた本物の醤油は、発酵食品なので腸内細菌を活性化させ、免疫力アップにつながります。
醤油の他にも味噌や納豆、キムチやヨーグルトなども発酵食品ですが、これらの発酵食品を毎日摂取すると、健康に良いとされています。
※もちろんすべて本物なら、ということになりますが・・・
腸は人間の免疫力の要です。
発酵食品によって腸内細菌が活性化されるため、免疫力が上がり風邪やウイルス感染にかかりにくくなります。
また、血圧や血糖値を下げる等の効果も認められていますので、薬に頼るのではなく、日本人が昔から食べていた伝統的な醤油や味噌などの発酵食品を摂取することが必要です。
薬も結局は添加物であり、本来なら身体に不必要な化学薬品です。身体を酸性に傾け、交感神経優位にし、免疫力が低下してしまいます。
健康な状態を守るためには、毎日の食卓で、本物の食べ物を食べることが重要です。
その第一歩として、調味料を変えてみることをお勧めします。
添加物だらけのまがい物の醤油を使っているなら、本物の醤油に変えてみてください。
その風味の良さや美味しさにすぐに気がつきます。
食品添加物の舌先だけの味ではなく、その風味や旨味、酸味や甘みなど、人間が本来感じることの出来る味覚があります。
味覚細胞が活性化され味を覚えていく小さいお子さんならなおさらです。
小さいうちから食品添加物の味に慣れてしまうと、それを本物だと思い込んでしまいます。
食品添加物だらけの食べ物を食べ続けると、アレルギー体質になったり、免疫力が落ちてすぐに風邪を引いてしまったり、その他の難病を発症するリスクも高くなります。現対人の食生活は、食品添加物を大量に摂取しています。
厚生労働省の調査では、0~14歳までの子供の約4割が何らかのアレルギーを持っているとしています。
10人に4人、都市部の4歳以下のお子さんに至っては2人に1人はアレルギー体質という時代になっています。
食品添加物大国である日本の食事では、どんどん病気になりやすい人たちが増えていき、このままではみなアレルギーを持っているのが当たり前の時代になってしまうかもしれません。
身体に蓄積された添加物などの毒素は、その子供に遺伝しますので、生まれてくる子供がアレルギー体質だったり、難病を発症したりと、病気体質な子供さんがどんどん増えてしまいます。
自分のため、家族のため、そしてこれから生まれてくるお子さんのためにも、毎日の食事は本物の食品を食べて、健康的な身体を作りましょう。その第一歩として、調味料。特に日本人なら一番良く使うであろう醤油を本物の醤油に変えてみてください。
本物の醤油がどれかわからない、もしくは近くでは手に入らない、という方はおすすめの本物の醤油である「かめびし屋」のページを載せていますので、是非チェックしてみてください。
醤油づくりのこだわりや歴史、その料理法に至ってまで載っていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。